Premiereのカットについてお探しですね。

動画編集ソフトの定番であるAdobe Premiere Proを使い始めたばかりの初心者にとって、最初の壁となるのが「カット編集」です。

不要な部分を削り、見どころだけをつなぎ合わせるカット編集は、動画のテンポや見やすさを決める最も重要な作業と言えます。

しかし、多機能なPremiere Proを前にして、「どうやってクリップを分割すればいいの?」「トリミングとリップル削除って何が違うの?」と戸惑う方も多いのではないでしょうか。

この記事では、Premiere Proを使ったカット編集・分割・トリミングの基本操作から、作業効率をグッと上げる便利なショートカットキーまでを分かりやすく解説していきます。

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Premiere Proのカット編集の基本とワークフロー

Premiere Proで動画編集をするときは、基本的に「素材の読み込み」→「タイムラインへの配置」→「不要な部分のカット」→「テロップやBGMの追加」→「書き出し」という流れで進んでいきます。

この中で最も時間がかかり、しかも動画のクオリティを大きく左右するのが「カット編集」の工程です。

カット編集というのは、撮影した動画素材(クリップ)の中から、いらない間(ま)や言い間違い、ノイズが入ってしまった部分を切り取って、必要な映像だけをつなぎ合わせていく作業のこと。

視聴者を飽きさせないテンポの良い動画を作るには、この作業を丁寧に行うことが欠かせません。

この作業をスムーズに進めるには、まずPremiere Proの画面構成とタイムラインの仕組みを理解しておくことが大切です。

プロジェクトパネルに読み込んだ動画素材を、画面下部にあるタイムラインパネルにドラッグ&ドロップすると、編集作業のベースとなる「シーケンス」が作られます。

このタイムライン上で、再生ヘッド(青い縦線)を動かしながら映像と音声の波形をチェックして、どこで分割してどこを削除するのかを見極めていくのがカット編集の基本的な流れです。

最初は難しく感じるかもしれませんが、波形を見ながら話していない無音部分を見つけるのがコツですよ。

スマホの無料アプリなんかと比べると、Premiere Proは画面にボタンがいっぱいあって最初は「うわっ、複雑そう…」って思うかもしれません。

でも実は、カット編集の基本となるツールや操作方法はそんなに多くないんです。

主に使うのは、クリップを切り分ける「レーザーツール」と、クリップの長さを調整したり移動させたりする「選択ツール」の2つだけ。

この2つのツールの役割をしっかり理解して、自分の思い通りにタイムライン上のクリップを操作できるようになれば、カット編集の基礎はバッチリです。

まずは焦らず、基本の流れとツールの切り替えに慣れるところから始めてみてください。

レーザーツールを使ったクリップの分割方法

Premiere Proで動画素材を分割するとき、一番わかりやすくて基本になるのが「レーザーツール」を使う方法です。

レーザーツールというのは、その名の通りタイムライン上のクリップをカッターみたいにスパッと切り分けるための機能で、画面左側にあるツールパネルからカミソリのアイコンをクリックすれば選択できます。

ショートカットキーを使う場合は、キーボードの「C(CutのCって覚えると便利です)」を押すだけで一瞬でレーザーツールに切り替わります。

編集作業中はマウスを動かす距離を減らすことが効率化につながるので、このショートカットはぜひ覚えておきましょう。

レーザーツールを使った分割の手順はとってもシンプルで、初心者の方でもすぐに実践できます。

まず、タイムライン上で再生ヘッドを動かして、クリップを分割したいポイント(不要な部分の始まり、または終わり)にピッタリ合わせます。

次に、レーザーツールが選ばれている状態で、再生ヘッドの位置にあるクリップの上をクリック。

すると、1つにつながっていたクリップが、クリックした場所を境に2つに分割される仕組みです。

言い間違いをした部分を削除したいときは、不要な部分の「開始点」と「終了点」の両方をレーザーツールでクリックして分割し、独立したクリップにする必要があります。

分割作業が終わったら、必ず「選択ツール」に戻すという流れを癖づけておくことがすごく大事です。

レーザーツールのまま作業を続けようとすると、タイムラインの別の場所をクリックしたときに、うっかり意図しない場所でクリップを切り刻んでしまうミスが起きやすくなります。

キーボードの「V」を押せば、すぐに選択ツール(矢印のアイコン)に戻せます。

こんな感じで、「C」キーでレーザーツールにして分割して、「V」キーで選択ツールに戻すという繰り返しをスムーズに行えるようになることが、Premiere Proでのカット編集をマスターするための第一歩になります。

選択ツールを活用したトリミングとリップル削除

レーザーツールで不要な部分を独立させたら、次は「削除」と「トリミング」の作業です。

選択ツール(ショートカットキー「V」)を使って、さっき分割した不要なクリップをクリックして選んだ状態にして、キーボードの「Delete」キーを押すと、そのクリップをタイムライン上から消すことができます。

でも、ただDeleteキーで削除しただけだと、その部分に「空白(ギャップ)」が残ってしまって、再生したときに映像が真っ暗になっちゃうんです。

視聴者にとって不自然な間になってしまうので、この空白をしっかり詰めていく作業が必要不可欠です。

この空白を手動で詰めるために後ろのクリップをドラッグして前に持ってくることもできるんですが、それよりも断然便利なのが「リップル削除」という機能です。

リップル削除っていうのは、クリップを削除すると同時に、その後ろにあるすべてのクリップを自動的に前に詰めてくれる機能のこと。

不要なクリップを選んだ状態で「Shift」キーを押しながら「Delete」キーを押すか、クリップを右クリックしてメニューから「リップル削除」を選ぶだけで実行できます。

この機能を使いこなせば、空白を一つひとつ埋める手間が省けて、作業効率がグッと上がりますよ。

あと、わざわざレーザーツールで分割しなくても、選択ツールだけでクリップの端を調整する「トリミング」っていう方法もよく使われます。

タイムライン上のクリップの開始点または終了点(端っこの部分)にマウスカーソルを合わせると、赤い矢印みたいなアイコンに変わります。

この状態で内側に向かってドラッグすると、ドラッグした分だけクリップの長さを短く(トリミング)できるんです。

これも、クリップの端をちょっとだけ微調整したいときにすごく便利な基本操作なので、リップル削除と合わせて必ず覚えておくことをおすすめします。

作業効率を劇的に上げるおすすめショートカットキー

Premiere Proでの基本的なカット編集に慣れてきたら、ぜひチャレンジしてほしいのが「ショートカットキー」を使いこなした編集作業です。

動画編集は同じ操作の繰り返しになることが多いので、マウスを使ってツールパネルやメニューをあちこち行き来する時間をどれだけ減らせるかが、作業スピードに直結します。

基本となる「C(レーザーツール)」や「V(選択ツール)」に加えて、プロの動画編集者もよく使っている便利なショートカットキーを取り入れることで、編集にかかる時間を半分以下に短縮することも夢じゃありません。

ここからは、カット編集を爆速にするための代表的なショートカットキーを厳選してご紹介します。

どれも使いこなせれば手放せなくなる機能ばかりです。

* 編集点を追加(WindowsはCtrl + K / MacはCmd + K)
* 前の編集点までをリップルトリミング(Q)
* 次の編集点までをリップルトリミング(W)

「編集点を追加」は、レーザーツールに持ち替えなくても、再生ヘッドがある位置で選択中のクリップを即座に分割できるショートカットです。

再生しながら気になる場所で一時停止して、このショートカットを押すだけで分割できるので、ツールを切り替える手間がグッと省けます。

さらに「Q」と「W」のリップルトリミングは、Premiere Proにおける最強の時短テクニックと言っても過言じゃありません。

「Q」は再生ヘッドの位置からそのクリップの「前の分割点(開始点)」までを一瞬で削除して、後ろのクリップを自動で前に詰めてくれます。

逆に「W」は、再生ヘッドの位置からクリップの「次の分割点(終了点)」までを削除して、前詰めにするショートカットです。

この2つを使いこなせるようになると、マウスをほとんど使わずにキーボード操作だけで爆速でカット編集を進められるようになります。

最初は意識して使い続けて、指に覚えさせていきましょう。

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