Premiereの音声についてお探しですね。

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動画編集で差がつく!Premiere Proで音量調整とフェードアウトをマスターしよう

動画編集において、映像のクオリティと同じくらい大切なのが「音声」です。

どんなにきれいな映像でも、音声のバランスが悪いと視聴者はすぐに動画を見るのをやめてしまいます。

特にBGMの音量が大きすぎて出演者の声が聞こえなかったり、動画の最後で音楽がブツッと不自然に切れてしまったりすると、視聴者にストレスを与えてしまい、「なんだか素人っぽいな…」と思われる原因になってしまいます。

でも、Premiere Proの音声編集機能はとても多機能なので、初心者の方は「どこから手をつければいいの?」と迷ってしまうことも多いですよね。

この記事では、Premiere Proを使った音声編集の基本である「BGMの音量調整」と「フェードアウト」の具体的な手順から、作業効率をグッと上げる便利機能までを、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。

音声編集の基本をマスターして、ワンランク上の動画を作りましょう!

1. Premiere ProでBGMの音量を調整する基本のキ

BGMの音量調整は、Premiere Proの音声編集で最も基本的で、しかも重要な作業です。

音量を調整する方法はいくつかありますが、初心者の方に一番おすすめなのが「エッセンシャルサウンドパネル」と「オーディオクリップミキサー」を組み合わせて使う方法です。

この2つのツールを使いこなせれば、直感的で正確な音量調整ができるようになります。

まずは、タイムライン上にあるBGMのクリップを選択して、ワークスペースにある「エッセンシャルサウンドパネル」を開きましょう。

オーディオタイプを「ミュージック」に設定すると、BGMに特化したいろいろな調整項目が表示されます。

ここで「ラウドネス」の中にある「自動一致」をクリックするだけで、Premiere Proが自動的に適切な音量レベル(標準的な基準値)に揃えてくれます。

フリー音源などを複数ダウンロードして使う場合、素材ごとに元の音量がバラバラなことが多いですが、この機能を使えば一瞬で均一な音量になって、その後の微調整がグッと楽になります。

自動調整のあとにさらに手動で細かく調整したい場合は、タイムラインのクリップ内にある「ラバーバンド」(白い横線)を上下にドラッグするか、オーディオクリップミキサーを使いましょう。

ミキサーを使うと、動画を再生しながらスライダーを上下させて感覚的に音量を変えられるので、映像と音声のバランスをリアルタイムで確認しながら作業できて便利です。

適切なBGMの音量の目安としては、人物の話し声がある場合は「-25dBから-30dB」くらいに設定すると、声の邪魔にならず心地よい背景音楽として機能します。

2. 音が急に切れるのを防ぐ!フェードアウトの設定方法

動画のエンディングやシーンの切り替わりで、BGMが突然ブツッと途切れてしまうと、視聴者に「えっ?」という違和感を与えてしまいます。

映像のフェードアウトと同じように、音声にもフェードアウトをかけることは、プロの動画制作では必須のテクニックです。

Premiere Proでは、主に「トランジションエフェクト」と「キーフレーム」という2つの方法で、音が徐々に小さくなって消えていくフェードアウトを作ることができます。

1つ目は、「エフェクト」を使う一番簡単な方法です。

エフェクトパネルから「オーディオトランジション」→「クロスフェード」とフォルダを開いて、「コンスタントパワー」というエフェクトを見つけます。

これをタイムライン上にあるBGMクリップの末尾に直接ドラッグ&ドロップするだけで、自動的にフェードアウトがかかります。

エフェクトの端をマウスで左右にドラッグすれば、フェードアウトにかかる時間も直感的に調整できます。

作業スピードを重視したい方や、サクッと一定のペースで音を小さくしたい場合におすすめの方法です。

2つ目は、「ペンツール」を使ってキーフレームを打つ方法です。

キーフレームというのは、時間の経過に伴う変化を記録するためのポイントのことです。

タイムラインのBGMクリップ上にあるラバーバンド(音量を示す白い線)に対して、ツールバーからペンツールを選んで、ポイントを2か所クリックして打ちます。

1つ目のポイントは「音量を下げ始める位置」に、2つ目のポイントは「クリップの末尾」に打って、末尾のポイントを下までドラッグして音量をゼロ(-∞)にします。

この方法なら、「最初はゆっくり音量が下がって、最後は急激に消える」といったような、映像の演出に合わせた細かいフェードアウトを自由に作れます。

3. 声とBGMのバランスを自動で整える「オートダッキング」機能

YouTube動画やインタビュー映像、Vlogなど、人物のトークがメインの動画でよくある悩みが、「人が話している間だけBGMの音量を下げて、話し終わったら元の音量に戻したい」というケースです。

手作業でペンツールを使ってキーフレームを細かく打って、話すタイミングに合わせて音量を上げ下げすることもできますが、動画が長くなるほど膨大な手間と時間がかかってしまって、現実的ではありません。

そこで大活躍するのが、Premiere Proに搭載されている「オートダッキング」機能です。

オートダッキングとは、指定したメインの音声(例えば人物の声やナレーション)が鳴っている間だけ、背景の音声(BGMや環境音)の音量を自動的に下げてくれるAI機能です。

めちゃくちゃ便利なんです!この機能を使うには、まず準備として、エッセンシャルサウンドパネルで声のクリップを選択して「会話」タグを割り当てて、次にBGMのクリップを選択して「ミュージック」タグを割り当てます。

それぞれの役割をPremiere Proに正しく認識させることが最初のステップです。

役割の割り当てができたら、ミュージックタグを選んだ状態のまま、下の方にある「ダッキング」という項目にチェックを入れます。

ダッキングの対象となるアイコンとして「会話」を選んで、パネルの一番下にある「キーフレームを生成」というボタンをクリックします。

すると、Premiere Proが自動的に声の波形を分析して、声と被っている部分のBGMの音量を下げるキーフレームをタイムライン上に一瞬で作ってくれます。

ダッキングの感度やフェードアウト・フェードインの長さはスライダーで微調整できるので、手作業の何倍ものスピードでプロ並みの音声バランスを実現できます。

4. 音声編集で失敗しないための注意点とクオリティを上げるコツ

Premiere Proでの音声編集で、BGMの基本的な音量調整やフェードアウト、オートダッキングのやり方を覚えたら、さらに一歩進んで動画全体のクオリティを高めるための注意点も押さえておきましょう。

音声編集で初心者の方が陥りがちで、かつ最も注意すべきポイントは「音割れ(クリッピング)」を防ぐことです。

動画全体の音量が大きすぎると、再生時のオーディオメーターが赤く振り切れて、音がビリビリと歪んでしまう「音割れ」が発生します。

一度動画として書き出して音割れしてしまったデータは、視聴者側で音量を下げても歪みが直ることはないので、編集画面のオーディオメーターを常に確認しながら作業を進める癖をつけてください。

マスター音量(動画全体の最終的な音量)は、メーターの最大値が「-3dBから-1dB」の間に収まるように調整するのが、映像制作の安全な基本ルールです。

絶対に0dBの限界線を突破しないように、各オーディオクリップのゲインや音量を慎重にコントロールしましょう。

それから、完成した動画を見る視聴者の環境は、スマートフォン、パソコンのスピーカー、大型テレビ、ヘッドホンなど、本当にいろいろです。

高性能なイヤホンで編集しているときは声とBGMのバランスが完璧に聞こえても、スマートフォンの小さなスピーカーで再生すると低音が消えて、BGMが高音ばかり目立ってうるさく感じられる…なんてことは珍しくありません。

なので、編集作業が一段落したら、必ずイヤホンを外してパソコン内蔵のスピーカーで再生してみたり、短い尺でテスト書き出しをして自分のスマートフォンで確認してみたりと、複数の違う環境で音声チェックを行うことを強くおすすめします。

細かいところまで配慮された聞き取りやすいクリアな音声は、動画の離脱率を劇的に下げて、視聴者の満足度を大きく向上させてくれるはずです!

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